しばらくの間取り組んでいた鹿児島の優良中小企業の調査結果を元に書いた論文が原価計算研究に掲載されました。
抜き刷りをPDFでお願いしてみたんだけど、これの方が共有が楽でいいですね。
サブタイトルに言い過ぎじゃないかというコメントもあったみたいで少し反省中です。確かに論文だけだと、エスノグラフィの分量じゃあないんですよね(だから「エスノグラフィに基づく考察」にしてある)。
まあともかく、なんとか公開できて良かったというところです。
結論としては、会計的なコミュニケーションを介して戦略が形成され(絵に描いた餅で無くな)って組織内に共有されるという話を書いた気がします。しかし相変わらず、人や組織はどうやって現状から自由になるのかは、よくわからないままです。今を生きなければ未来はないし、新しいことをやることは多くの場合それと矛盾します。
まあ自由になるためのツールの一つが会計による翻訳だろうと主張したいわけですが、なかなか難しいものです。
論文が欲しい方はメッセください。そしてコメントいただけると大変嬉しいです。