管理会計論Ⅰのテーマ1.2のパワーポイントのスライドをアップします。クリックして保存して利用してください。
なお,今回の資料はいくつかの参考文献をもとに私がまとめたものであり,私見も入っております。お気をつけ下さい。
管理会計論2015テーマ1.2(マネジメント・コントロールとは何ぞや)
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今回,マネジメント・コントロールの体系について初めて講義で話したのだけど,やってみてものすごく勉強になった。やっぱマネジメントコントロール論はちょっとおかしい。マネジメントコントロールの概念はとっちらかっている。主体も対象も論者によって異なってるのはどう考えてもおかしい。適当か。ぷんすか。
経営者の設計の話なのか,管理者の仕事の方法の話なのか,そこがわからない。理解力不足です。神よ降りてこい。
マネジメントコントールをしなくてはならないといった場合,主体はトップマネジメント?それともミドルマネジャー?あるいは部下がいるあまねくすべてじゃん?
だいたいにおいてマネジメントコントロールとかいう謎の横文字を使うからいけないのだ。かといって総合管理もイメージがわかない。難しい。
語としてマネジメントがコントロールするのか,マネジメントをコントロールするのかどっちなんだ。なんなんなんなん七不思議ですよ。
結局は語るときに自分で定義をつけて(もちろん先行研究を整理して)からスタートするしかないのか。そんなんしてるからとっちらかるのじゃねーのかとも思うが。
相互構成的?な社会科学(世界を観察して行われた自らの研究が世界に影響を与え変化をもたらし,世界が変わった結果また自らの研究も変わっていく)においては研究のレベルでの知見を表すためには少なくとも用語用法を明確にしておかないと(それも直感的にわかる用語を使わないと),用語の一人歩きが起こり世の中がより見えにくくなるし,学習者も何のことかわからなくなってしまうのじゃないでしょうか。要するにバズワードとそれを巡る社会的な過反応はくたばれってこと。
だから研究者としてはもっと専門用語を慎重に扱わないといけないなと改め思った次第です。がんばります。
ちなみに,講義では以下のように説明しました。
「部下に目標達成のための行動をとらせること」と「現場でないとわからない情報を吸い上げ戦略をアップデートすること」がマネジャーの主な役割であり,そういう仕事の方法論がMCである。そして,トップマネジメントは組織形態とそれを補助する管理システムを組み立てることでMCS(マネジメント・コントロール・システム)を設計・運用しなくてはならないよと話しました。